当院は最新鋭1.5テスラのMRIを導入し高精度な検査を行います
脳神経外科関連の病気は、何よりも早期発見・早期治療がもっとも大切です。当院では、最新鋭の検査機器を取り入れ、脳の異変を見逃さないよう日々努めています。脳の病気の診断には欠かせないMRI、CT、エコー、脳波、神経誘発電位という5つの基本的装置を全て完備しています。命に関わる重大な病気にかかってしまう前に、定期的に検査を受けることをお勧めします。
下記の料金は検査のみの料金であり、その他診察や処方に関わる診療費用がかかります。
検査について
about examination
保険診療の場合の自己負担額の目安:3割負担で約6000円、1割負担で約 2000円、小学生(福岡市内)1200円
強力な磁場により、脳や脊髄、全身の組織の形態的な確認を行う検査です。放射線は出ませんので、通常は人体への影響はありません。
閉所恐怖症のため他の病院でMRIを受けられなかった方でも、大丈夫な場合も少なくありません。
※未就学児や、極度の閉所恐怖症の方など、どうしても難しい場合もありますので、ご了承ください。医師・技師が検査に丁寧に対応いたしますので、お越しください。
保険診療の場合の自己負担額の目安:3割負担で約4500円、1割負担で約1500円、小学生(福岡市内)1200円
検査は短時間で終了するので、MRIに耐えられない小さなお子さんの頭部打撲や、認知症のある高齢者などでも行うことが出来ます。その他、閉所恐怖症や体内に入った金属のため、MRIを受けられない方でも受けることが出来ます。
弱い放射線により脳や血管の形態を見る検査です。MRIと比較して極めて短時間で検査を行うことができます。脳の検査でCTが特に強みを発揮するのは出血と骨折です。頭部外傷や脳卒中で、頭蓋内出血があれば白く映ります。頭蓋骨を立体的に見ることができるので、骨折は素人がみてもはっきりとわかります。肺や胸腹部の病気、四肢の骨折でも、CTは有用です。
(検査室滞在時間は5分程度、撮影時間は20秒程度)
保険診療の場合の自己負担額の目安:3割負担で1000-1500円、1割負担で350-500円
超音波を使い、頚動脈の血流や血管の壁の動脈硬化を確認する検査です。視覚的に血管の内部をみることができ、プラークや血管の狭窄を評価します。脳梗塞のリスク評価、全身の動脈硬化を指標としても有用です。痛みもなく、簡単な検査です。
(検査時間の目安:10-15分程度)
保険診療の場合の自己負担額の目安:3割負担で3500円前後、1割負担で1200円前後
脳波検査は、脳の機能的な評価を行うための代表的な検査です。頭皮に電極を付けて脳の微小な電気活動を検出することにより、脳の活動や機能に異常がないかを判断します。脳の全般的な機能低下や、局在性の機能低下、てんかんなどの評価に用います。
※脳波検査を受けるときは、整髪料を付けずにお越しください。
保険診療の場合の自己負担額の目安
誘発電位検査は、微弱な電流を使って神経を刺激して、反応が届いた部位で生じた反応を見る検査です。通常、運動神経(筋肉を動かす神経)の刺激では、中枢側で神経を刺激して、末梢(筋肉)側での反応を確認します。一方、感覚神経(五感を脳に伝える神経)の刺激では、神経の末梢側を刺激して、中枢側(脳に近い側)での反応を確認します。当院で行っている誘発電位検査は主に以下の2種類です。
他院からのご依頼もお受けしております。