新規発症持続性連日性頭痛 | 福岡の脳神経外科 - はしぐち脳神経クリニック

新規発症持続性連日性頭痛

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新規発症持続性連日性頭痛

新規発症持続性連日頭痛とは

頭痛持ちではない人にある日突然、頭痛が始まり、連日続く頭痛です。

 

特徴は?

これまで頭痛持ちではなかった人に、ある日突然のように頭痛が始まります。患者さんは、頭痛がいつ始まったか明瞭に思い出すことができます。

頭痛は治まることなく毎日起こるようになります。

男女比はやや女性に多く、平均年齢は30歳代です。

緊張型頭痛と似ている面がありますが、時に光や音に対する過敏性といった片頭痛の特徴を認めることもあります。

 

二次性頭痛との区別

発症形式が突発性であるため、くも膜下出血やその他の二次性頭痛(脳に病変を伴う頭痛)との区別が重要です。脳脊髄液減少症や頭蓋内圧亢進症、感染症による頭痛との区別も必要です。

 

他の一次性頭痛との相違

慢性緊張型頭痛の特徴と類似点が多いですが、新規発症持続性連日性頭痛の診断を満たすときは、新規発症持続性連日性頭痛と診断します。一方、持続性片頭痛の診断を満たす場合には持続性片側頭痛と診断します。

 

治療は?

薬ではなかなか改善しません。抗てんかん薬のガバペンチンやトピラマート、片頭痛予防にも用いられるトリプタノールが有効であったという報告があります。

自然に改善するタイプと,再発と緩解を繰り返すタイプもありますが、多くの場合には薬が効きにくく難治な経過をたどります。

 

診断基準

A.B~Dを満たす頭痛が3ヵ月を超えて続く
B.頭痛が,発症時または発症後,3日未満から寛解することなく,連日みられる
C.次の痛みの特徴のうち少なくとも2項目を満たす
1. 両側性
2. 圧迫感または締めつけ感(非拍動性)
3. 程度は軽度~中等度
4. 歩行または階段を昇るなどの日常的な動作により増悪しない
D.以下の両方を満たす
1. 光過敏,音過敏,軽度悪心は,あっても 1 項目のみ
2. 中等度または重度の悪心,嘔吐のいずれもない
E.その他の疾患によらない