原因・症状は(くも膜下出血)
- 2020年10月28日
くも膜下出血とは くも膜下出血とは、脳を包み込んでいるくも膜という膜の下に出血した状態を言います。 くも膜の下ということは、脳の表面ということになります(厳密には、脳の表面に軟膜があるので、その更に上になります)。つまり…
くも膜下出血とは くも膜下出血とは、脳を包み込んでいるくも膜という膜の下に出血した状態を言います。 くも膜の下ということは、脳の表面ということになります(厳密には、脳の表面に軟膜があるので、その更に上になります)。つまり…
くも膜下出血の診断は、CTやMRIなどの画像検査を行うことで大体わかります。ただ、このような検査を行わなくともある程度推測をつけることは可能です。 症状から推測します くも膜下出血の患者さんは…
くも膜下出血の治療 くも膜下出血の治療では、初期の重要な治療に2週間、その後のフォローに3か月、そしてリハビリが必要な場合にはそれから最大で6か月というとても長い期間を要します。 脳動脈瘤の破裂に伴うくも膜下出血の診断が…
頭蓋骨の一部を開けて脳を直接見ながら、顕微鏡下に脳と脳、もしくは脳と骨の隙間を開いていき、脳動脈瘤を確認し、直視下に脳動脈瘤の根もとに専用のクリップを掛ける方法です。 脳動脈瘤の部位や大きさに…
血管内治療によるコイル塞栓術 とても細いカテーテルを用いて、血管の内部から脳動脈瘤を詰めてしまう治療法です。脳血管造影検査(カテーテル検査)の応用です。 全身麻酔で行う場合と、局所麻酔で行う場…
脳血管攣縮(のうけっかんれんしゅく); くも膜下出血後の脳梗塞 くも膜下出血は、脳の表面にある血管が破れて血液が漏れ出し、脳を覆ってしまう病態です。この状態では、脳の表面や脳の隙間を通る大小さまざまな動脈や…
続発性(正常圧)水頭症 脳血管攣縮を乗り越えることが出来たら、くも膜下出血の最も恐ろしいところは乗り切ったと考えてもいいと思います。ただ、最後に一つだけ落とし穴があります。 それは、水頭症です。 くも膜下出血になると、脳…
くも膜下出血の発生頻度 くも膜下出血は年間3万人くらいに発症し、そのうち女性が約7割を占めると言われています。 くも膜下出血による死亡 くも膜下出血の恐ろしいところは、他の脳卒中(脳梗塞・脳出…
未破裂脳動脈瘤とは 未破裂脳動脈瘤とは、未だくも膜下出血を起こしていない脳動脈瘤です。 よく患者様から受ける質問ですが、「未破裂脳動脈瘤はいつからあったのですか。」という疑問です。残念ながら、正確なことはわ…
脳動脈瘤の好発部位 脳動脈瘤には、出来やすい部位(好発部位)があります。基本的には、太い動脈の分岐部や、太い動脈から細い動脈が枝分かれする部位に出来ます。 代表的な部位として、 などがあります。 動脈の解剖…
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