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片頭痛の新薬

New drug for migraine

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片頭痛の新薬

  • 2022年2月1日

2021年1月20日、新しい機序の片頭痛発作の急性期治療薬「レイボー錠50mg/レイボー錠100mg」(一般名=ラスミジタンコハク酸塩)の国内製造販売が、承認されました。

 

米国イーライリリー・アンド・カンパニーが開発した世界初の”ジタン系片頭痛治療薬”で、セロトニン 1F 受容体への選択性を有するものとされます。

 

片頭痛の病態には、中枢での疼痛シグナル伝達、及び末梢での三叉神経系の過活動が関係しており、セロトニン 1F 受容体が視床、大脳皮質、三叉神経系の神経細胞やシナプスに発現していることから、片頭とセロトニン 1F 受容体との関連が指摘されてきました 。

 

本剤は、脳や神経に存在するセロトニン 1F 受容体に選択的に結合することにより、脳での疼痛情報の伝達を抑制し、また三叉神経からの神経原性炎症や疼痛伝達に関わる神経伝達物質”カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)”や”グルタミン酸”などの放出を抑制することで、片頭痛発作による疼痛の軽減が期待されています。

 

米国では、片頭痛の急性期治療薬として 2019 年 11 月に承認取得し、患者さんに提供されています。

 

日本での発売日および薬価は未定です(5月ごろを見込んでいます)。詳細は改めてご案内します。

 

 

 

院長 橋口 公章(はしぐち きみあき)
記事監修
院長 橋口 公章(はしぐち きみあき)

福岡生まれ、福岡育ち。

九州大学医学部卒業。
医学博士。

 

脳神経外科専門医、日本脳卒中学会専門医、日本てんかん学会専門医、日本定位・機能神経外科学会機能的定位脳手術技術認定、迷走神経刺激療法資格認定、日本小児神経外科学会技術認定医。

人との繋がりを大切にし、福岡および周辺地域の患者様の脳神経外科治療に尽力している。

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