肺ドック
CT肺ドックとは?
肺がんは、がんによる死亡数の第一位です。
肺がんは転移が起きる前の早期に発見されれば、完治することも可能です。しかし、進行するまで症状があまりみられなく、定期的に検査し早期発見することが極めて重要です。
その他、肺炎や肺結核、肺気腫、縦郭の病変などがわかります。
心血管についても、石灰化や大動脈瘤など重要な動脈硬化性変化が診断可能です。
※造影剤は使用しません。
胸部CT検査
胸部レントゲンが1枚の写真から診断するのに対し、CT検査では図のように数百枚にも及ぶ断層写真から診断します。
胸部X線検査と比較して得られる情報は圧倒的に多く、胸部X線検査では見つけることができない小さな肺の病変や、骨や心臓との重なりで見つけにくい病変などの発見には非常に有効です。
撮影時間はわずか20秒程度です。放射線被ばくを少なくするように、低線量で撮影します。
レントゲン検査とCT検査の違いは?
下の写真では、赤矢印で示された腫瘍は、CTでは明らかですが、X線検査ではわかりません。
胸部X線写真(左)と胸部CT(右)
このような方にお勧めします
☑ 咳や痰、胸痛が1ヶ月以上続いたり、血痰のでる方
☑ 50歳以上の方
☑ 近い血縁にがんの人がいる方
☑ 胸部X線(レントゲン)検査で異常があると言われた方
☑ 粉塵・アスベスト環境下での作業歴がある方
☑ 重クロム酸・石綿・ピッチを取り扱う方
検査の流れ
お電話で予約をします
↓(当日)
❷ 受付を済ませ、検査着に着替えてから、胸部CT検査を行います
(※オプションお申込みの方は、並行して採血・喀痰検査を行います)
↓
❸ 検査結果レポートとCD−R(画像)を郵送(2〜3日後)
検査画像のCD-ROMと所見のレポートをご自宅またはご指定の送付先へ発送させていただきます。
※ オプション検査(下記)追加の方は、発送まで1週間ほどお時間を頂きます。
オプション検査
腫瘍マーカー
・採血によって、肺がんで上昇しやすい3種類の検査項目を測定します。
・項目 : CEA、シフラ、Pro-GRP
喀痰細胞診検査
・喀痰を採取し、顕微鏡でがん細胞の有無を確認します。
※ 喀痰が出ない方は検査できません。
検査料はどれくらいですか?
◎ 胸部CT検査 12,000円(税込13,200円)
※ オプション(採血) 腫瘍マーカー 3,000円(税込3,300円)
※ オプション(喀痰) 喀痰細胞診検査 3,000円(税込3,300円)
- 2020年9月13日
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