A6c
A6cってどんな検査?
A6Cは、脳梗塞のリスクを評価する検査です。
脳梗塞で細胞が傷つくと血液内で高くなる”アクロレイン抱合体”と、体内で炎症反応が起こると高くなる炎症マーカー2種(”インターロイキン6(IL-6)”、”CRP”)の測定値に、年齢を組み合わせて総合的に評価を行います。
脳梗塞の時には、
1. アクロレインがニューロンやマクロファージ、血管内皮細胞のIL-6産生を誘導する。
2. 産生されたIL-6が肝臓でCRPの産生を誘導する。
ことが明らかになっています。
A6Cでは、約85%の精度で無症候性脳梗塞の検出が可能です。無症候性脳梗塞はかくれ脳梗塞とも呼ばれ、自覚症状のない小さな脳梗塞です。無症候性脳梗塞の方は、脳卒中、認知症になりやすいと言われています。
このような方にお勧めな検査です。
☑ 50歳以上の方
☑ 血圧が高めな方、糖尿病、脂質異常症のある方
☑ 喫煙者の方
☑ 各種生活習慣病が気になる方
検査の流れ
❶ 検査の予約 窓口もしくはお電話でご予約下さい
↓
❷ 血液検査 受付を済ませ、医師の説明の後、採血(5ml程度)を行います
↓
❸ 結果説明 2-3週間後、結果説明を行います
検査料はどれくらいですか?
〇 検査料 13,500円 (税込14,850円)
どのくらいの頻度で受診するべきですか?
通常の健康診断・人間ドックと同じく、年1回の検査をお勧めしております。
- 2020年9月13日
- リスク検査