もやもや病
- 2020年11月1日
もやもや病とは 内頚動脈の末端部分(内頚動脈終末部)が非常に細くなって、脳血流が悪くなる病気です。脳梗塞のほか、脳出血や頭痛などの症状を引き起こします。 大動脈から枝分かれした総頚動脈は、頚部で内頚動脈と外頚動脈に分かれ…
もやもや病とは 内頚動脈の末端部分(内頚動脈終末部)が非常に細くなって、脳血流が悪くなる病気です。脳梗塞のほか、脳出血や頭痛などの症状を引き起こします。 大動脈から枝分かれした総頚動脈は、頚部で内頚動脈と外頚動脈に分かれ…
脳動静脈奇形とは 動静脈奇形の脳血管造影(下は拡大したもの) 脳内で、動脈と静脈とが毛細血管を介さずに、直接繋がる病気です。 基本的に、生まれつきのものと考えられています。男性にやや多い傾向に…
治療方針の決め方 脳動静脈奇形に対する治療選択肢としては、開頭手術による摘出、定位放射線手術(ガンマナイフ)、血管内治療のほかに、経過観察があります。積極的な治療を行う場合に、前3者のうちどの方法をとるかについては、しば…
硬膜動静脈瘻とは 硬膜動静脈瘻とは、簡単に言うと動脈と静脈が毛細血管を介さずに直接繋がってしまう病気です。 同様の病気として、脳動静脈奇形というものがあります。脳動静脈奇形と異なる点は、脳の動脈ではなく、脳を覆う硬膜を通…
海綿状血管奇形とは 右前頭葉の海綿状血管腫 海綿状血管奇形は、異常に拡張した血管が密集して存在しているものです。 一般には、海綿状血管腫の方が名前の通りがいいかもしれません。血管腫と書き、腫瘍…
静脈性血管腫とは 静脈性血管腫は、脳の内部にある異常に太く発達した血管のことです。生まれつき(先天性)のものだといいう考え方が有力です。正常の脳の血流に関わっているのですが、稀ながら出血することがあります。2/3が大脳、…
動脈解離とは? 動脈解離は、血管の壁のうち、内側の部分(内弾性板)が急激かつ広範囲に裂けてしまい、血管の壁の中にスペースができて、血流が入り込んでしまった状態です。 原因として、血管に対する負荷のほか、首の…
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